bombがブッ飛んだ一枚  

 bombはヘヴィメタ好きである。若い頃はバンドに熱をいれるギター小僧だった。
 ここは、bombがブッ飛んだオススメの一枚をご紹介するぺージだ。
 ただし、あくまでbombの主観によるものであることをお断りしておきます。

 いざ、ヘヴィメタルな世界へGo!

PAIN KILLER/JUDAS PRIEST(’90年発売)

スコット・トラヴィスが加入して生まれ変わったジューダス・プリースト。
ヘヴィメタルブームが下火になり、他のバンドがPOP路線やブルーズ路線に走り出したのに、更にヘヴィなサウンドになりブッ飛んだのだ。最近の若いバンドにも多大な影響を与えたスゴイ一枚である。

HEADLESS CROSS/BLACK SABBATH(’89年発売)

サバスのヴォーカルと言えば、オジーやロニーが有名だが、トニー・マーティンも捨てがたいのである。
その歌い方は「ロニーのものまね」と酷評されたりもするがbombは割と気に入っている。このアルバムはトニー在籍時のNo.1アルバムだ。
だけど、ホントにロニーが歌ったら歴史に残る名盤だったろうなぁ。

BAD MOON RISING/BAD MOON RISING(’91年発売)

LIONのダグ・アルドリッジとカル・スワンが結成。ダグのギターもイカしているが、やはりカル・スワンのヴォーカルが素晴らしい。
ただ、歌メロがワンパターンであり、イマイチあか抜けないのが残念。B級の域を超えられず、アルバム3枚で解散した。
bombのバンドでも気に入ってコピーしたりしてたのだが・・。

EXTREME2 PORNOGRAFFITTI/EXTREME(’90年発売)

何と言ってもヌーノベッテンコートにブッ飛んだ。ザクザク斬りつけるような独特のギターリフ。
ギターソロの早弾きなんかは、特に驚かないbombだが、ヌーノはスゴかった。サウンドもGood!。

SCREAMING FOR VENGENCE/JUDAS PRIEST(’82年発売)

これも言わずと知れた名盤。The Hellion 〜 Electric Eye への展開はドラマティックで最高である。
カッコイイの一言に尽きる!絶対聴くべし!

VIRGIN KILLER/SCORPIONS(’76年発売)

衝撃的なジャケットに惹かれて聞いた一枚。ウリ・ロートの凄さにブッ飛んだ。
ウワサには聞いていたが、スゴかった。このアルバムからデビューアルバムまでスコーピオンズは遡って聞きまくったのだった。

ALCATRAZZ/ALCATRAZZ(’83年発売)

雑誌などでスウェーデンの「スティーラー」というバンドのギタリストはスゴイ!と評判だったが、そのイングヴェイがグラハムとタッグを組んでメジャーデビュー。
その早弾きの嵐に圧倒された。現在でも早弾きの第一人者であり、この後ぞくぞくと似たような早弾きギタリストが現れたものの、今もインクヴェイのカリスマ性は衰えることを知らない。

BARK AT THE MOON/OZZY OSBOURNE(’83年発売)

ランディ・ローズの不慮の死の後、後任にジェイク・E・リーが参加して発表されたアルバム。
ジェイク・フェイクと言われたギター奏法やそのステージアクション等、bombは「イカしてる」と思った。
当のオジーはジェイク時代を良く思ってないようだが、bombは大好きな時代である。

DEEP PURPLE 3/DEEP PURPLE(’69年発売)

これは第1期パープルのアルバムであり、まだハードロック路線になる前のものだが、リッチーマニアだったbombが好んで聞いた一枚。
イン・ロック以降の派手さはないものの、リッチーのギタースタイルやその後の名曲に引き継がれていくフレーズなどがふんだんに聞くことができる。
リッチーのギターといえばストラトだが、この頃のギブソンES−335の甘いトーンも味があって良い。

NO REST FOR WICKED/OZZY OSBOURNE(’88年発売)

上記のジェイクが脱退した後、ザックワイルドが加入。エッジの効いたギターサウンドは新鮮だった。
ピッキング・ハーモニクスを効果的にちりばめたギターリフは、とてもかっこ良く、刺激を受けたものだ。
オジーも円熟味を増し、曲の展開もドラマティックに。

VAN HALEN/VAN HALEN(’78年発売)

どっちかっていうとブリティッシュ系が好きなbombだが、ギター弾きとしてはエディの「ライトハンド奏法」を避けて通るわけにもいかなかった。
今は「タッピング」って言うようであまり使っているギタリストはいないが、当時はスゴイ特殊奏法で誰もがそのプレイにあこがれたものだ。

METAL HEART/ACCEPT(’85年発売)

アクセプトが一躍メジャーの仲間入りになった記念すべきアルバム。
ウドのダミ声と地響きコーラスは男っぽいよね。
時はメタルブームで軟弱なバンドも多かったが、彼らは硬派で好感が持てたのだった。

PEACE OF MIND/IRON MAIDEN(’83年発売)

何も言うことはないでしょう。メイデンの中では3本指に入るアルバムだと思う。
ヘヴィメタ初心者の方にもオススメ。メイデンに風格が出てきた頃の名盤だ。
特に「Flight of Icarus」は今聞いても素晴らしい曲です。

IN ROCK/DEEP PURPLE(’70年発売)

bombはパープルが大好きだが、リアルタイムで聞いていたわけではない。
本格的にヘヴィメタにハマりだしたのは80年代になろうとしていた頃である。
その10年も前のアルバムなのに聞く者を引きずり込む凄まじいパワーはなんなのだろうか。
これは栄光のパープルの原点とも言えるアルバムだ。

BLACK TIGER/Y&T(’82年発売)

今ひとつあか抜けない(ファンの方ゴメンなさい)Y&Tだが、このアルバムは大好きだ。
非常に完成度の高い楽曲が多いのも嬉しい。
「Forever」はその名のとおり永遠の名曲である。

誕生前夜/LOUDNESS(’81年発売)

日本が誇る「ラウドネス」のデビューアルバム。
日本人離れした高度な演奏力に度肝を抜かれたのと同時に、「日本のメタルも世界に通用するのでは」と期待させてくれたなぁ。
後に続けとばかりにジャパニーズヘヴィメタルムーブメントが巻きおこったのだった。

ASSAULT ATTACK/MSG(’82年発売)

bombはマイケルのアルバムの中で、これが最も素晴らしいと思っている。
グラハム・ボネットのヴォーカルも、楽曲も、マイケルのギターも冴え渡っているぜぇ。
クライベイビーの使い方は芸術であり、正に神の領域である。

BURN/DEEP PURPLE(’74年発売)

なんといってもオープニングの「Burn」にブッ飛んだ。グレンヒューズのハイトーンヴォーカルもイカしてる。
ギターソロ、キーボードソロの後半の展開は「バッハ」であるが、シビれまくった。
このアルバムも棺桶に入れてほしい一枚だっ。

LIVE IN JAPAN/DEEP PURPLE(’72年発売)

なんと言っても、bombがリッチーブラックモアに出会った記念すべき一枚。
第2期の絶頂期であり、ギランもジョンもペイスもロジャーも若々しくエネルギッシュである。
「ハイウェイ・スター」「スモーク・オン・ザ・ウォーター」等、全て名曲で、しかもスタジオ盤を超えている。
こんなライヴ・アルバムは2度と出会えないのだろう。あぁこれがbombの青春だっ!

HEAVEN AND HELL/BLACK SABBATH(’80年発売)

オジーが脱退し、ロニー・ジェイムス・ディオが参加。
ブラックサバスの名盤中の名盤である。
ヴォーカリストが変わっただけでこんなにバンドのサウンドが変わってしまうのには驚いた。

RISING/RAINBOW(’76年発売)

またも、ロニー絡みのアルバム。
DO YOU CLOSE YOUR EYES は売れ線ねらいでいだだけないが、B面(レコードは良かったよね)の2曲はコンセプトになっており、素晴らしい展開だ。

OPARATION:MINDCRIME/QUEENSRYCHE(’88年発売)

LAメタルブームで現れた「クィーンズライチ」だが、このアルバムを聞いてタダモノではないと思った。
bombの中で5本指に入るコンセプトアルバムである。
ジェフ・テイトのヴォーカルは天下一品。ラストのセリフ「I remenber now・・」で鳥肌が立ってしまったゾ!

ON STAGE/RAINBOW(’77年発売)

bombのギタースタイルや人生観まで強い影響力を及ぼしたリッチーブラックモア率いるレインボー。
その日本公演(一部ヨーロッパ公演の曲も有り)の様子を納めたパワフルな一枚。
オープニングの「Kill the king」では、今は亡きコージーのドラムが大活躍。
「Mistreated」はデヴィット・カヴァーデルよりロニーの方がいいよね?

SERPENS ALBUS/WHITESNAKE(’87年発売)

あまりパッとしないホワイトスネイクだったが、このアルバムは特別。
捨て曲がひとつもない、完成度の高さは素晴らしい。
レコーディング後ジョン・サイクス等が脱退したが、こんなにヒットするとは思わなかったのだろうか?
ただ高音シャウトしすぎだよね。カヴァーデルの魅力は低音だと思うのだが・・。

PRIEST IN THE EAST/JUDAS PRIEST(’79年発売)

メタル・ゴッド ロブ・ハルフォード率いる「ジューダス・プリースト」
革ジャン、鉄ビョウといったヘヴィメタルのスタイルを定着させたのは彼ら以外の何者でもないだろう。
「EXCITER」「TYRANT」等のスピードナンバーに美しいスリリングなツインリード。
ヘヴィメタルの醍醐味いっぱいのライヴ・アルバム。う〜ん聞きまくったなぁ。

KEEPER OF THE SEVEN KEYS PART 2/HELLOWEEN(’88年発売)

ドイツといえば「スコーピオンズ」「アクセプト」に続くバンドは「ハロウィン」だろう。
こちらも美しいツインリードと楽曲の展開は見事。
マイケル・キスクのハイトーンヴォーカルも絶品。PART 1より断然素晴らしい!

KILLERS/IRON MAIDEN(’81年発売)

「アイアン・メイデン」の2作目。マーティン・バーチがプロデュース。
bombが言うまでもなく、初期のメイデンスタイルを確立した名盤であろう。
っていうか、メイデン好きのbombはどのアルバムも(サム・ホエア・イン・タイム等も)名盤なのだが・・。
あ〜。ヘッド・バッキングしたくなってきたぁ。

LOVE AT FIRST STING/SCORPIONS(’84年発売)

世界制覇した「BLACK OUT 」よりもメロディアスとなったが、完成度が高く、スコーピオンズの最高傑作。
クラウス・マイネの透きとおる声と、ルドルフ・シェンカーの歯切れのいいカッティング。
これも飽きるほど(飽きなかったけど)聞きまくったなぁ。

CORRIDORS OF POWER/GARY MOORE(’82年発売)

リッチー・ブラックモア一辺倒だったbombだったが、これにはクラッときた。
何かとマネージメント等には恵まれなかったゲイリーだが、ようやく本領発揮といったところか。
ゴリゴリピッキングと荒っぽい早弾き。男にしかわからないギタースピリットがここにある。

   

 

以下、気が向いたら、ぼちぼち追加していきますね。