date 2004.07.10 at 札幌ドーム(JAPAN TOUR 2004 in 札幌)
札幌初のAEROSMITHのライヴである。
実を言うとbombはAEROSMITHに思い入れはなかった。もちろん長いことHR/HMを聴き続けてきたからその存在も偉大さも十分知ってはいたし、知っている曲もけっこうある。だが、どちらかと言うとブリティッシュ系が好きなbombはアメリカン・ハードロックの雄であるAEROSMITHは余り好きにはなれなかったのである。
しかし、札幌にAEROSMITHが来るとなると話は別だ。なんだかんだ言ってもロック史上にその名を轟かせ、今もなお現役で活躍する彼らを見逃せば、後悔するのは間違いない。ライヴは土曜日で休みを取ることもないので、昔のバンド仲間の梅ちゃんに誘われるまま行くことにしました。
梅ちゃんの他はK市のライヴハウスのマスターと、今もK市で活躍するバンド「N」のメンバー3人。
16時30分OPENなので合わせて会場入りした。座席の確認をしに行ったらビックリ!前から11番目!プロジェクターなんか必要なし。すぐ目の前でメンバーを拝める距離である。ジョーがピックを投げたら十分拾える距離なのだ。
昔のバンド仲間Oくん(札幌ドーム勤務)がチケットを手配してくれたおかげである。この場を借りてお礼を言います。「ありがとーう!!!」
とりあえず開演まで時間があるので、久々の再会を祝し生ビールで乾杯する。
18時となり、座席に着いた。しかし、いっこうにスタートしない。そのうちbombとKとNさんはさっきのビールが効いたのかオシッコをもよおしてきた。
いつ演奏が始まるかわからない。しかしオシッコをがまんしていてはきっと楽しめない。はじめの1〜2曲が聴けなくてもその後スッキリ楽しんだ方がいい。と、いうことで3人はトイレにダッシュ!座席に戻ってもまだスタートしていなくてラッキー!これで安心してライヴが楽しめます。
観客の入りは7割弱か?キャパを考えると3万人弱でしょうか?
30分遅れでいよいよメンバー登場。オープニングは「Roadrunner」。せり出しステージ(花道?)の前方で5人が演奏を始める。会場は早くもヒートアップ!ドラムセットも簡易なものだがホントにすぐ目の前で演奏が始まった。
ジョーは渋いオールド・キター数本とオールド・マーシャル(アンプ)を使用。ギター好きのbombにはよだれもんだったねぇ。
どっちかっていうと今日の観客はおとなしめ(?)であったが、「Mama
Kin」ではオールドファンもにわかファンもノリノリに。
後半はスティーブンがアリーナを走り回り、観客とハイタッチ!さすがにベテラン。やることなすこと板についていてカッコイイねぇ。
最新アルバム「ホンキン〜」からは7曲と比較的多かった。ドラムスのバスドラにもカタカナで「ホンキン」と文字が書いてあったことから、「ホンキン〜」のワールドツアーという位置づけなのだろう。
やはり圧倒的な存在感!スティーヴンとジョーの2人がこのバンドのスターなのだと実感した。
後半ではジョーがレスポールのダブルネック(珍しい!)を使用。スライドギターも披露し、観客をうならせた。
見せ場はやっぱり「Dream On」「Draw the Line」あたりでしょうね。名曲中の名曲だもんね。「アルマゲドン」あたりからのファンでも耳にしたことあるハズ。一番盛り上がったねぇ。
アンコールではスティーヴンが白いスーツで登場。何やってもイカしてるねぇ。こんなカッコイイ年寄り(?)になれたらサイコーだと思いました。
約2時間のステージを精一杯演奏してくれた彼らに感動しまくりの熱い夜でした!また札幌に来てねっ!!
SET LIST 1.Roadrunner 2.Toys In The Attic 3.Love In An Elevator 4.Mama Kin 5.The Other Side 6.Cryin' 7.The Grind 8.Jaded 9.Back Back Train 10.Stop Messin' Round 11.Shame Shame Shame 12.Never Loved A Girl 13.Rag Doll 14.Saddle 15.Dream On 16.Draw the Line 17.(Oh well)Baby Please Don't Go 18.Mother Popcorn 19.Walk this way 20.Bass Solo Sweet Emotion 〜アンコール 21.Livin' On The Edge 22.Train Kept A Rollin' |